「大学に長いこといると守衛さんに挨拶されるようになる」
今日も勉強のふりを終えて学校を出ようとしたら
「おつかれさま」
とっさの出来事だったので
声も出ず微笑を浮かべることも出来ず
振りむいて軽く会釈をするので精一杯
今年にはいってから5度目くらいだ
守衛さんに挨拶されるようになったのは
大学生活6年目にしてはじめてのことであり
今までにこのような経験はなく
知り合いで同じ体験をしたことのある人は
今のところひとりもいない
これまでの守衛さんとの関わりはといえば
ずいぶん昔に大学に出没するたぬきのことで話しかけたくらい
そのわたしに彼らを識別する能力は皆無であり
そもそも何人いるのかすら知らない
果たして向こうはわたしのことを知ってて挨拶してくれているのだろうか
ここで興味深い見解として
「教員に間違えられているのでは」説がある
しかし
毎日挨拶をされるわけではないことと
わたしの気に入りの一着である
つり紐のついた千鳥格子の半ズボンでは
幼稚園生のようにしかみえないことから
(無論毎日これを身に着けているわけではないが)
熱烈な批判を唱えるものが多く圧倒的に少数説である
1度だけ
わたしの先を歩いていた数名の学生が
挨拶されているのを目撃したことがあるが
もちろんわたしも挨拶された
まわりにも学生はうろうろしているのに
何故わたしが横を通り過ぎるとき
「おつかれさま」
と声をかけてきてくれるのだろうか
どういう基準で選別されているのだろうか
まさか守衛さん わたしに気があるんじゃ…?
ええい
自意識過剰とでも何とでも言え
こっちにはそう思うに至る理由がたくさんあるのだ
ただ残念なのが
毎回突然の出来事なので
今までまともに「さよなら」と言えたのが2回しかないこと
次こそは 次こそは
この間学校でスタインウェイの車発見

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